昨年9月から使い始めた燃料が少なくなってきたので、今シーズン用に購入しました。
ブランドは同じく「NITRO-X(ナイトロックス)POWER 20-18」でOSから発売されているものです。
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4ストエンジンを搭載したマシンで雰囲気だけを重視していたのですが、昨年後半からはレースを見据えてグレードアップしました。
それまでは貴重な模型用4サイクルエンジンを少しでも良い状態で使い続けていくつもりで、比較的低ニトロ、高オイル分の燃料「NITRO-X(ナイトロックス)ON ROAD 16」を使っていました。

過去にメインで使っていた燃料は、旧コスモ製品の「BLACK Special HIGH-POWER Type-R」という燃料です。
現在は「NITRO-X(ナイトロックス)POWER 20-18」に換わっていました。
この燃料は表記にもあるように基本的には飛行機&ヘリコプター用です。
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ニトロの含有量が15%から20%にアップしただけで、加速感が非常に良くなりましたね。
2速にアップした時なども「グンッ!」といった感じでとても気持ちが良いです。

エンジンへの負荷が多くなった分、使用後のメンテナンスをキッチリしないと長持ちしません。
エンジンが冷えたら、その日のうちに防錆剤入りのオイルを少量内部に入れて、スターターでそのオイルが行き渡るように空回してから保存しています。

ピストンがバルブの換わりになる簡素な機構の2サイクルエンジンと違って、4サイクルエンジンはカムなどの複雑な機構を持っています。
シーズン終わりには全バラメンテをしていましたが、今年はシーズンの途中でも実施しようと思っています。

模型用の4サイクルエンジンはいわゆる「OHV」です。
最近の実車の軽自動車さえ「DOHC」なのになんとも古めかしい機構ですが、このメカニカルなエンジンが私は好きですね。

もっと排気量の大きな模型用の4サイクルエンジンは現在空用としても多くの機種がありますが、車用としては製造が終了しています。
車用では、性質が空用とは異なり高回転&高レスポンスが必要とされるので、製造が難しいのかも・・・
復刻を願っている1人ですが、実車と同じく電動への移行が進んでいる現在では、適わぬ夢でしょうね・・・